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家で楽器の演奏も可能!?地下室のメリット・デメリットとは

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「防音の部屋が欲しい」「自分だけの落ち着く書斎が欲しい」など、家づくりをする際に考える人も多いものです。

注文住宅ならではの考え方ですよね。土地を有効活用できるイメージの強い地下室ですが、作る上でのメリットやデメリットなどについて考えてみましょう。

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地下室ってどんなところ?

地下室は文字通り、地面より下に設置された部屋のことです。

イメージとしては、部屋のすべてが地階になければならない感じもしますが、実は全部地階になくても一定の条件のもと「地下室」と認められます。

近頃よく聞く「半地下」ですが、これも条件を満たすと「地下室」と認められるのです。

地面から1メートルの高さのラインより、地下室および半地下の天井が下であると地下室になります。

例えば、地下室とする部屋の床から天井までが2.4メートルあったとして、その部屋の床から地面までの高さが0.8メートルあると「地下室」ということになるわけです。

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地下室を作るメリットとは

・防音性が高い

ギターやピアノなどの楽器の演奏を近所に気兼ねなくすることができます。地下室はコンクリートの「壁」に囲まれ、その周囲を「土」に囲まれているということで、防音性に優れています。

楽器の練習はもちろん、カラオケを設置して歌ったりしても近所迷惑にならないのが嬉しいですよね。

その他、ホームシアターを設置すると迫力のある画面と音声で映画を楽しむことも可能です。

・振動が伝わりにくい

土の中に部屋が埋まっているため、その中で走り回ってもその他の部屋に振動が伝わりにくいものです。そのため、子供の遊ぶスペースにすることもできますし、トレーニングジムとしての活用もできます。

・地震に強い

万が一の時には、避難場所としても活用できます。シェルターのように使用することも可能です。

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地下室のデメリット

・建築する際には高い費用となる

地下室を作るためには、事前にしっかりと地盤の調査が必要です。大雨の時に、浸水被害にあうリスクも高まるため、事前にしっかりと確認しましょう。しっかりとした地盤も必要になりますし、換気システムも考えなければなりません。

・窓がない

「地下」ということで、窓があるわけではありません。そのため、水が入ってこないようにすることももちろんですが、防湿対策も重要となります。

地下室のすべてが地面より下にある場合には、採光がとれないため、暗い感じとなります。また、温度が下がることから、結露しやすい難点があります。

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地下室をつくる時の注意点とは?

地下室の横に、スペースを設けて窓を作って明りを取り入れたり、窓を作って換気をするという方法もあります。これをドライエリアと言いますが、地下室を「部屋」として利用する場合には、こうした配慮も必要です。

また、音楽スタジオとして使用する場合は、完全に土に囲まれた方が防音性に優れていることになります。

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