TOP » 住まい » 質問!何で杭打ち工事が必要なの?

質問!何で杭打ち工事が必要なの?

951View
t-shima

ここ最近何かと話題になっています「杭打ち工事のデータ改ざん」
しかし本当にその危険性をわかっていますか?

杭打ち工事を疎かにしていると、とんでもない事になってしまいます。
ここでは、その杭打ち工事の意味をお教えします。

1

何で基礎工事が必要なの?

日本の主要都市のほとんどは、沖積層平野部に発達しています。

沖積層とは、約2万年前以降に堆積した、比較的新しい地層であり、一般的に軟弱層であるといわれています。

また、世界の地震の約20%が日本で起こるほどの地震大国でもあります。軟弱な土地に地震、それらをクリアするには基礎工事は必須なのです。

2

基礎工事が行われるようになったのは?

基礎工事用機械は昭和29年にパイルドライバの国産化が行われ、また、旧国鉄がベノト掘削機を導入したのが始まりといわれています。

開始は杭打機により数トンの鉄の固まりを燃料を爆発させたエネルギーで跳ね上げ、コンクリートの杭を打ち込んでいました。

現在は振動規制法によりこのような施工を市街地で行うことは出来なくなりました。

3

杭打ち工事はなぜ行われる?

日本では、都心部のビルや大型建築物など、地盤の強度に対して重量のある構造物を支えるために、基礎工事で杭打が活用されます。

深く固い地盤まで杭を伸ばすことで、地震や地盤の弱さに負けず、構造物を支えることができるようになるのです。

逆に、固い地盤に杭が到達していなければ、重量のある構造物を支えることが出来なくなってしまいます。

4

長く住むからこそ…

地震や災害などは、いつ訪れるかわかりません。
その際に自分や家族を守ってくれるのは間違いなく住居なのです。

あなたの家は、あなたをいざという時から守ってくれますか?
今一度あなたの家の「基礎」を確認してみるもの良いかもしれませんね。

'SNSでシェアしよう'

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

家ざんまいの人気記事をお届けします

関連記事

カテゴリ一覧

アクセスランキング

編集部おすすめ記事