郊外型や築数十年も経った超格安物件が売れる…あなたはそんな事、想像出来たでしょうか。
古いマンションがここに来て急に動いている、それは不動産屋にも想定できなかったそうです。

古いマンションをあえて買う、そのメリットは？デメリットは大丈夫？

ではなぜ「昭和マンション」をあえて今買うのか。
その一番のメリットはやはり「金額」でしょう。

中古マンションは建物の傷みが気になりますが、数百万円からという破格の値段がやはり人気の理由なようです。
資産価値がゼロになっても、ローン返済さえなければ住み続けられるというのも魅力ですね。

価格以外にも中古マンションには、「現物を見て選べる」「即入居できる」「お隣さんを確認できる」などのメリットがあります。
日中はうるさくないか、夜の人通りはどうか。スーパーまでの距離など、周辺の環境を事前に確認出来るので、入居後も安心して暮らすことができるでしょう。

古い家ならではの木のぬくもりや物件の独自性に現代の若い層が反応したのも人気の理由のようです。
畳にソファを置く。それまででは考えられなかったスタイルも、現代であればOKなのかもしれません。

また、夏は涼しく冬は暖かい畳が再注目されている事も人気に拍車を掛けているのかもしれません。

その他にもタイル張りの風呂場などレトロな雰囲気も今の若者にとっては新鮮なのかもしれません。

勿論、古い物件ですのでデメリットは勿論あります。
古い物件は「耐震補強」がされているかを必ずチェックする必要があるでしょう。

また、シロアリの食害にあってないか、雨漏りは無いかも十分にチェックしましょう。
給湯器や換気扇など、備え付けの設備もしっかりと確認しましょう。破損によって次々に出費がかさんで思いのほか予算オーバー…なんて事になってはいけません。

あえて今、古いマンションに住む。それも選択肢としてはアリ、なのかもしれません。
昭和な雰囲気を楽しんで。あなたもそんなノスタルジックな生活を楽しんでみませんか？