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新築と築年数の経過した部屋、借りるならどちらがお得?

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t-shima

賃貸を探す時の指標となるのが、家賃と築年数。
家賃は安いほうがいい、築年数は浅いほうが良いですよね。

しかし、本当はどちらがお得なのでしょうか。
改めて考えてみましょう。

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家賃も大事ですが、敷金の扱いを把握する

家を借りるときは家賃、場所、間取りなどを見ると思いますが「本当は新築や築浅が良いが、お金がかかりそうだから古めの部屋にしよう。」
と考える方が多いです。今回は、その選択について考えていきます。まず、家を借りる場合には敷金が大きなウエイトを占めます。

一昔までは新築は中古物件に比べて敷金が多く、4ヶ月分、5ヶ月分もありましたが、最近は2ヶ月や3ヶ月分が増えており、
新築と中古はあまり変わらない敷金になっています。ただし、敷金が少ないからと安心してはいけません。
大切なことは退去時の精算方法まで確認しなければなりません。この部分が曖昧になり敷金の大部分を失う事も多いです。
この点は新築、中古問わずしっかりと把握して下さい。

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賃貸相場は新築が割高ではない

一般的には新築は家賃が割高と思われますが、それは、新築のマンションや一戸建てを購入する場合の話です。
同じ地域において、間取りの似た新築と中古の家賃を比べて下さい。全体的に見れば家賃にそれ程までの差はないでしょう。
その理由ですが大きく2つあります。ひとつは、賃貸物件は周囲の家賃と比較して決められます。

新築物件は、周囲の家賃を参考にして、空室が少ない家賃でもオーナーの利益が出るような費用で建築されます。
本当は高い家賃にしたいのですが、空室となればオーナーの収入もないですので、そのようなハイリスクに挑むオーナーはほとんどいません。
このような賃貸経営上の事情により周囲より少し割高程度の家賃が設定されます。

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エアコンのチェックを忘れずに

新築を借りる場合、特に夏以外に見落としてしまうことがあります。それは、エアコンの設置された部屋かをチェックしないことです。
もしエアコンがなければ、2部屋付ければ15万円程の費用がかかるでしょう。もちろん、引っ越すときは持っていけますが出来れば最初からついているエアコンがお得だと思いませんか?
また、中古の場合はエアコン設置された部屋が多いですがタバコの臭いがきつい場合や年式が古すぎると電気代が高いという点もありますので注意して下さい。

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初期投資が少なく、出来る限り築浅物件で契約を

新築の部屋は中古に比べてキッチンが広く、収納スペースが広い部屋が多いです。
住居が快適になると自炊する頻度や部屋にいる時間も増えます。
古い部屋に比べて少々家賃が高くとも、外食が減るだけでも高くなった家賃分は浮くでしょう。
このように見ていくと、新築の部屋を優先して探す方がお得だとおもいます。
ただし、敷金の額と精算内容、エアコンの設置の有無は確認して下さい。

メリットもデメリットもありますので、どちらがいいか、自身でしっかりと比較した上で検討して下さいね。

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