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不動産の売買で知っておきたい仲介手数料のポイント4つ

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t-shima

不動産を売却しようとした時には、まず不動産会社に依頼をする人が多いでしょう。そこで、仲介手数料という言葉について気になる人も多いのではないでしょうか。

「頼んだだけで手数料が発生するの?」
「どのくらい手数料がかかるの?」
「いつ支払えばいいの?」

お金が発生することですから、こういった点については覚えておくといいでしょう。

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仲介手数料って何?

不動産を売却しなければならない事情ができて「誰か買ってくれる人はいないか?」と自分の周囲に声をかけてもなかなか簡単には見つかりませんよね。やはり大きな費用のかかるものです。洋服や本などと違って、簡単に購入できるものではないので、買い手を見つけるのも一苦労です。そこで、不動産会社に買主を探してもらおうとするのが一般的です。

仲介に入った業者を通じて、買主が見つかった場合に仲介業者である不動産会社に支払う手数料を「仲介手数料」または「媒介手数料」といいます。これは、あくまでも買主が見つかって売買契約を結んで売買が成立した場合にのみ「成功報酬」として支払うものです。

つまり、依頼しただけでは仲介手数料は発生しませんので、買い手が見つからなければ払わなくていいことになります。

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仲介手数料って高いの?

仲介手数料に関しては、宅地建物取引業法によって上限が制定されています。上限は、売却金額によって変わってきます。

売却金額が400万円以上の不動産においては、次の数式で計算されます。

売買価格の3.24% + 64,800円

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仲介手数料・・・少しでも安くならないもの?

不動産を売却する場合には、住宅ローンが残っていることも多いでしょう。売却した金額をローンの残債に充てたいので、仲介手数料は少しでも安く抑えたいと考える売主も多いのではないでしょうか。

仲介手数料には上限が設けられているとお話ししました。これは「上限」なのです。つまり、これを超えてはいけないという数字ですので、それ以下であれば不動産会社が自由に設定していいということになります。

不動産業者によっては、値引きには応じず、上限ぎりぎりの手数料というところもあるでしょう。もし、少しでも安くしてもらいたいと考えたなら、媒介契約を結ぶ時などの早めの段階で聞いてみるといいかもしれませんね。

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仲介手数料はいつ支払えばいいの?

支払い時期に関しては、各不動産会社によって時期が異なっているのが現状です。

・売買契約が成立した段階で売却金額の半分、そして引渡しを完了した段階で残りの半分を払う方法

・引渡し完了後に一括で払う方法

媒介契約の時に、定められていますが、不明な点があれば担当者に確認しておくことをお勧めします。

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