TOP » 住まい » マイホームの購入費用を抑えたい!実は「総二階」が…

マイホームの購入費用を抑えたい!実は「総二階」がおススメ?

5,672View
t-shima

憧れのマイホームを購入することになれば、家族が幸せに暮らすために、家族一人一人の条件が出てくることもあるでしょう。

そこで、多くの人が最も気になるのが建築費用。

できるだけ、安くマイホームを建てたいと考える人が多いでしょう。そこで、比較的安く建てることができるのが総二階の家です。

では、総2階のメリットやデメリットについて考えてみましょう。

1

そもそも総二階とは?

「総二階」という言葉を聞いたことのある人も多いでしょう。これは、1階の面積と2階の面積がほぼ同じ2階建ての建物のことを言います。

簡単に言うと、1階と同じ形状の2階を、1階の上にそのまま乗せた感じです。外観もシンプルで、屋根は2階部分に上がっています。1階と2階が同じ形状なので、凸凹がなく設計も建築も費用が安く済みます。

2

総二階と部分的な二階の住宅の違いとは

総二階は1階と2階部分の面積が同じとなるのに対し、部分的な2階建ての住宅は1階部分の面積が広くなるのが一般的です。

以下に例をあげて説明していきます。

①総二階の場合
1階:40㎡ 2階:40㎡ =延床面積80㎡

②部分的な二階建ての場合
1階:60㎡ 2階:20㎡ =延床面積80㎡

上記を比較すると延床面積は変わりませんが、建築面積は①の場合が40㎡、②の場合が60㎡となります。建築面積が大きくなるということがお分かりいただけたでしょうか。

3

建築コストを下げるには総二階がおススメ?

前項で述べた後者のように、1階部分の面積を広く設計した場合には、建築面積が広くなるため、基礎工事にかかる費用が多くなります。そのため、全体的な建築費用がかかります。

また、屋根も1階の上部分と2階の上部分と必要になり、雨樋もその分多く必要になります。

しかし、総二階とした場合には、建物の形が正方形に近いようなシンプルなものとなることが多いため、コスト削減に繋がります。複雑な形にすればするほど、壁の枚数も増え建築費用がかさんでしまうことになります。

4

総二階のメリット・デメリット

◎メリット

・安い
・外観がスッキリする
・地震にも安心

前項でも述べたように、総二階というシンプルな住宅とすることで、コストダウンが図れます。

また、複雑な形の住宅では壁の枚数が増えるのに対し、シンプルな四角形の総二階では凸凹がなくなり、耐震面でも安心感が生まれます。


◎デメリット

・屋根がない窓部分が暑い
・雨が室内に入ってくる

1階に屋根がない分、窓から日差しがそのまま差し込むことになります。冬は暖かいものの、夏は日差し対策が必要となります。

また、窓の上部分に屋根がないため、うっかり窓を開けたまま外出した時に急に雨が降ると室内に雨が直接入ってくることも考えられます。

'SNSでシェアしよう'

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

家ざんまいの人気記事をお届けします

関連記事

カテゴリ一覧

アクセスランキング

編集部おすすめ記事