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本当の住みやすさとは?不動産オーナーなら知っておくべき3ヶ条

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不動産オーナーになるということは、誰かに何らかの空間もしくは環境を貸すことになります。
賃貸マンションを所有しているのならば住人に生活環境を、商業用のビルを持っているのならばビジネスマンにワークスペースを、それぞれ借りてもらうことで成り立ちます。
当然、空間や環境の質が良ければ高い評価を受けますし、その逆であればそれなりの判断を下されます。

これからは、質の時代。良質な不動産を維持し、その良い環境を保つためにチェックすべきポイントを3つご紹介いたします。
今回は、建築の構造やデザインではなく、一歩踏み込んだ視点から不動産の質を追求していきましょう。

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1.どんな音がある環境なのか

人がいれば、どこにいても何かしらの音が発生しています。
電車が通り過ぎる音、道路で車が走る音や近所の人がおしゃべりする声など。
室内でも、エアコンの空調音やパソコンのキーボードがカチャカチャいう音、人の足音、時計の針がカチカチ動く音が聞こえてきます。

生活音は慣れてしまえば聞こえなくなることもありますが、不快な音というのはあるものです。
利用者が出す音などは仕方ないですが、建物の外からどんな音が聞こえてくるのかは、確認しておいた方がいいでしょう。
防音性能が高い窓ガラスや窓枠を使用すれば、音による不快感を防ぐことができます。
事前に対策が打てるよう、音の把握はしておくのがベストです。

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2.ニオイの種類とレベル

音と同様に、ニオイも私たちの生活に影響を与えます。
いい香りをかげば心地よくなったり、リラックスしたりしますが、嫌なニオイはイライラの元となるだけです。
ひどいケースだと、悪臭のせいで体調を崩すことも考えられます。

ニオイの原因はいろいろ考えられますが、建築の場合、内装に使う材料や塗料のニオイに気を付けることが第一でしょう。
もし、内装をリフォームする際には、身体に害のない成分を使用しているか、ニオイが残らないものなのかを確認するといいかもしれません。

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3.空気の流れ

忘れがちなのが、空気の流れです。
換気装置がついているから大丈夫だと考えがちですが、窓を開けて換気できる環境が整っていれば最強です。
キレイな空気が入ってくるかどうかは不動産の建っている立地にもよりますが、住宅であれば、なるべく窓を開けて換気できる環境をつくっておきたいものです。

火事の時に煙がどう流れるか、というのも知っていれば、避難経路をどのように確保するかシュミレーションもできます。
安全にも関わってくる空気の流れ。
調査する価値の高い項目だといえるでしょう。

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