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省エネで大成功!オール電化に欠かせないエコキュートの設備とは

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皆様のご自宅や借家のマンションはもうオール電化になっていますでしょうか?オール電化は省エネ効果が高く、効率良く電気を使用でき、ガスより上手に使えるため節約できるとされています。そんな時に欠かせない設備があります。
今回は、「オール電化に欠かせないエコキュートの設備とは」と題し、お湯を作る仕組みや弱点など、細かく説明していきます。

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エコキュートってどんなもの?

オール電化で重要な設備と考えられるIHクッキングヒーターとエコキュートの2製品。
IHクッキングヒーターは想像がつきますが、エコキュートのことは名前からでは想像もつかない・全く知らないという声を良く耳にします。
エコキュートとは、通常ガスで炊きお湯を作るタイプではなく電気を使ってお湯を沸かす製品です。物理学上気体を圧縮すると温度が上昇する断熱圧縮という現象を利用してお湯をつくりだします。
メーカーのダイキンによれば、電気コンプレッサーで二酸化炭素を圧縮して、そのときに発生する熱でお湯を沸かすとのことです。エコキュートをはじめとするオール電化給湯機は、停電時でも設定していた温度で、シャワー・洗面の蛇口、キッチンシンクからお湯が出る機種があるので安心して使用できます。

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家計に優しい設備です

エコキュートは昼間の約3分の1の電気代の夜間電力を使うので、毎月のランニングコストである光熱費を大幅に削減することができます。空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かしている優れものです。
さらに、エコキュートはエネルギー消費も高効率で電気料金がおトクになります。夏季と寒い冬季で差はありますが、大体月1,000円・2,000円程度と言われています。従来の燃焼式給湯器を比較する場合、約30%のエネルギーを削減できると言われています。

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エコキュートの特徴は?

各メーカーでエコキュートはつくられていますが、Panasonic製は独自の技術も持ち合わせているため、Panasonic製を基にご紹介致します。翌日分のお湯はりのエネルギーを最大約10%節約できる、おふろの残り湯の熱を有効活用できるぬくもりチャージ機能があります。ふろ保温運転と回路を切り替え、ムダのないお湯づくりができるようになっています。タンク底部が低温水になることがあり、その水をおふろの残り湯の熱と熱交換するといった仕組みです。
さらに人の出入りに機械が気付いて、入室を検知し、設定温度まで加熱開始する業界初ひとセンサーを持っています。逆に入浴していないときの、ふろ自動保温によるエネルギー消費を抑えます。

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優れたエコキュートの弱点は?

一番不満な声が多いいのは、エコキュートに変えた時にシャワーの勢いが弱くなってしまったということです。水圧低下は使い勝手が悪く、悲しいですよね。お湯を貯めるための貯湯タンクは耐圧に限界があります。水道圧を減圧弁により減圧してからタンクに給水しています。
その為、キッチンでの炊事や洗面など3箇所同時に使用してしまうとシャワーは確実に弱くなってしまいます。標準タイプのエコキュートで、減圧弁設定が170Kpaになっています。Panasonic製の場合、パワフル高圧給湯という名で300Kpaまで上げたものがございます。高圧給湯であれば、2Fに設けた浴室でシャワーを使っても、問題の無いレベルです。
初期投資費用は必要になってしまいますが、高圧給湯タイプの製品を選ぶようにしてください。

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