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購入時には注意が必要ってホント?建築条件付き土地の内容

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不動産情報誌や新聞広告に入っている不動産欄を見ると、売地の広告に「建築条件付」という言葉を見かけることが多いです。何となく意味が分からないまま広告を見ている人も多いでしょうが、純粋に考えると「建築する際に条件がある」という土地なのかな?と思う方も多いでしょう。

普段、なにげなく見ていますが、これはどんな土地のことなのでしょうか?新築住宅を購入する場合に覚えておきたいことでもあります。

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新築住宅を建築する場合のパターン

新築住宅を建築したい!と考えた時に考えられるパターンは決まっています。

①土地を探し求めてから、建物をハウスメーカーや工務店に建築してもらう
②すでに建築されて販売されている建物を購入する
③建築条件付きの土地を購入してから建物を建築する

ここで、③の建築条件付きの土地の購入について説明しましょう。

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建築条件付きの土地とは?

建築条件と言うと、土地そのものに何か規制がかかっているのかと思ってしまう人が多いかもしれません。そうではなく、その土地を購入した場合に、指定のハウスメーカーや工務店だけにしか建築を頼むことができないという意味です。

その条件が指定された土地なので、他のハウスメーカーや工務店には頼むことができない前提で買うことになります。

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建築条件付き土地のメリットとは?

・自由な間取を選べる
建売住宅の場合、内覧をしてみて思うのが、完全に自分の希望と合致するというケースが少ないでしょう。

トイレがこっちにもあったら・・・
居間はこっちがよかった・・・
階段の位置が気になる・・・

こんな感じで、何かしら不満を持ってしまうものです。そういったことがないのが、メリットです。

・複数のプランから間取を選ぶことが可能
建築条件付き土地では、予めその土地に合うようなプランがいくつか用意されていることがあります。そのなかで好みのプランの間取を選択できます。

・価格が分かりやすい
土地の販売をしている会社と建築をする会社が同じということが一般的です。そのため、土地の価格や建物の価格を総合的に把握できるので、資金のやりくりの計画が立てやすいというのがメリットです。

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建築条件付き土地のデメリットとは?

・総合的に価格が高くなるケースも
建築条件付き土地の場合は、土地だけの価格を見ると、相場より安く設定されているケースがあります。しかし、売主側にしてみると、その安くした分を建物の建築でカバーできることになります。購入側にしてみると総合的に考えると高かったということがあります。

・ハウスメーカーが選べない
もともとそういった条件で販売されている土地ですが、立地条件がものすごく良くて気に入っている土地でも、あまり好みでないハウスメーカーや工務店が建築会社である場合もあります。

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