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3つのポイントを抑える!カンタン不動産投資術

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東京都心のマンションの値上がりなど、いま不動産投資が熱くなっています。興味はあるけど、なかなか始められない…そんな人も多い不動産投資。そこで今回は、不動産投資を行う上でここだけは外せない、という3つのポイントをご紹介します。

1

利回りを把握する

不動産投資の利回りですが、物件価格に対して1年でどれほどの利益が得られるかを見る指標です。表記の仕方にもいくつかあり、主に「表面利回り」「実質利回り」が使われています。

「表面利回り」年間の家賃収入(満室想定)を物件価格で割ったもの
「実質利回り」諸経費や税金なども計算に入れ、年間の家賃収入から引いて、物件価格で割ったもの。こちらのほうが実情を的確に反映されており、重視すべき利回り

また、この利回りを見る上で外せないのが、レントロール(部屋ごとの契約条件の一覧表)です。各部屋の賃料と、間取り・面積、契約者名、入居・契約期間などが記載されているもので、資料の中にレントロールがない場合はもらいましょう。このレントロールが実際のものなのか、想定のものなのか確認しておきましょう。

2

空室率を把握する

目ぼしい物件が見つかったら、次は空室率をチェックします。現在、首都圏の空室率は地方に比べ低いようです。不動産投資をするなら23区を狙え、と言われているのはこのような事情からのようです。

ネットで「市区町村名 空室率」と検索すれば「HOME’S不動産投資」というサイトが出てきます。ここでは、総務省統計局の住宅・土地統計調査報告をもとにした、市区町村ごとの賃貸住宅の空室率が掲載されているので、そちらをチェックしましょう。また、地元の不動産業者に聞いてみるとか、周辺の賃貸物件の空室率をチェックして、その地域の空室率を把握することも重要です。

空室率をチェックすることで、収益の予想額と照らし合わせて、実際どれだけの利益が見込めるかを計算します。

3

かかる運用費用を把握する

おおまかな利益の把握ができたら、不動産運営にかかる費用を把握しましょう。不動産投資物件にはさまざまなランニングコストがかかります。

・固定資産税
・入居者管理
・建物管理
・リフォーム費用
・入居者募集費用
・共用部の水道光熱費
・税金
・その他、消耗品などの雑費

入ってきた利益からこちらの経費を引いたものが本当の利益となります。

いろいろと調べる項目が多すぎてげんなりしてしまうかもしれませんが、不動産投資は大きなお金が動くもの。誰だって損はしたくはありません。自分で調べ、理解し行動することで、きっと成功への道筋が見えて来ると思います。

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