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照明の色が人々の生活に与える影響を知ろう!

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部屋の照明、と言っても白やオレンジなど、実に様々です。
これらの照明の色は、実はあなたの生活に実に多くの影響を与えているのです。

照明があなたに与える影響を知る事で、あなたの生活はもっと有意義になるでしょう。
照明による影響をフルに活用して、あなたも新たな「照明」生活を初めてみませんか?

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様々な照明の色を知ろう!

照明の色は「昼白色(白っぽい色)」「昼光色(白とオレンジの中間)」「電球色(オレンジっぽい色)」の三つの色があります。
そして最近では、健康をサポートする光色として「さくら色」が登場しました。さくら色にも濃いピンクの「八重桜」と淡い「ソメイヨシノ」の二色が用意されています。

メーカーによって呼び名、色がことなりますので、大型のショッピングセンターなどで見比べてみるのもいいかもしれませんね。

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白色、青色の照明で脳を活性化させよう!

照明の色により、その光が人体に与える効果が異なります。

白色や青みを帯びた光は脳を目覚めさせる効果がありますので、オフィスや勉強部屋に用いると良いでしょう。特に青みがかった光には覚醒作用があるとされており、計算などをする空間にはより効果的です。

適度な明るさ、適度な明るさは一般的な学習や作業に向いているとされています。高い位置から照らすとその効果は更に高まり、活動的な空間となるでしょう。

また、昼白色は色の細かな違いをわかりやすくする効果があります。
服などを選ぶ際にも昼白色は向いていると言えるでしょう。

3

リラックスした空間作りにはオレンジの光を

心や体をリラックスさせたい、そんな空間には赤みを帯びた電球色がおススメです。
リビングなどで電球色が多く使われるのはそのような理由があるのです。

暖色は、人間の古代の記憶に訴え「メラトニン」という物質を生成します。メラトニンにはリラックス、入眠を即す効果があり、特に足元からの暖色の光は焚き火等を連想させる為、癒しの効果を期待出来ます。

また、オレンジ色は食事を美しく見せる効果があります。
ダイニングなどで幻影をはっきりと見せることで、料理を一層引き立ててくれることでしょう。

寝室での読書などにもオレンジ色の照明がおすすめです。落ち着いた雰囲気が気分をやわらげ、入眠を即してくれるでしょう。

4

青色の照明には不思議な力がある?

家庭などではめったに用いられることはありませんが、青色の照明がここ最近、商店街や駅などで増えています。
これにも、実は隠された秘密があったのです。

青色の照明には、人を冷静にさせる効果があります。その為、犯罪抑制の為に街灯などに用いられるケースが増えているのです。
イギリスの商店街で景観改善の為に街灯をオレンジから青色に変えたところ、犯罪が激減するといった例もあるそうです。

また、自殺防止の為に一部の駅のホームでは青色の照明が用いられています。

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大注目!「サクラ色」の照明効果は?

ピンク色の照明、と聞くとムーディで妖艶なイメージを想像しがちですね。
しかしサクラ色には知られざる「効果」が隠されているのです。

リラックス効果は、これまで最もリラックスする色とされていた「オレンジ色」より高いといわれています。
また「場が和む」「会話が弾む」などの他の色では味わえない効果を実感されている方も実に多くおられます。

また、作業や勉強に向いているとされる寒色系照明と比べても、集中力が持続する等の効果が確認されています。
長時間の作業やPCの使用の場面でも、さくら色の照明が今後増えていくかもしれません。

生活のあらゆる場面にて登場します照明、そのシーンによって照明を使い分けることにより、あなたの生活はもっと豊かになるかもしれませんよ。
是非これらを参考にして頂き、豊かな照明ライフを始めてみてはいかがですか?

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