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具体例でイメージを把握!賃貸マンション経営の収支シュミレーション

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マンション経営をしたい!そうは思っても具体的なイメージがわかない・・・。初心者であればほとんどの人がそうだと思います。今回は、賃貸マンション経営を行ったときの具体的な収支のシミュレーションをご紹介。ご自身の不動産投資のイメージに役立ててください。

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マンション経営には毎月発生する支出があります

不動産投資をはじめる!といざ、マンションを購入したとき、もちろん手に入るのは家賃収入です。それとは別に、毎月出て行くお金というものがあります。具体的には「管理費」「修繕・メンテナンス費用」「税金」「ローン返済」となります。では、それぞれの項目をひとつずつ見ていきましょう。

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管理費

不動産投資は、マンションを購入したらそれで終わり、とはならないものです。大家さんの仕事には、入居者の募集、契約締結、家賃収納、クレーム処理などいくつもありますが、これらは専門知識がないと難しいもの。このあたりの業務は、一般的には管理会社に委託することがほとんど。その管理料といった「管理費」が発生します。

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修繕・メンテナンス費用

マンションの共有部分は、マンション区分所有者全員による管理組合で管理することになります。そのため、区分マンションで持っていたとしても、「修繕・メンテナンス費用」がかかってくることになります。管理作業は、管理会社が行うことになりますが、メンテナンス費用はオーナーが持つことになります。そして、一般的にマンションは10〜15年たったら大規模修繕工事が行われます。そのための将来のマンション修繕のための費用の積立も行います。

また、区分マンションの専用部分の管理はオーナーが行います。設備のメンテナンスや退去時のリフォームなども普段から積み立てておくのが良いでしょう。

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税金

不動産は保有しているだけで「固定資産税」がかかります。都市部であれば、市町村によっては「都市計画税」といった税金もかかってきます。税率は、固定資産税、都市計画税はともに固定資産税評価額をもとに算出されます。そして、この税金は3年に1度見直されるとのこと。地価の上昇、下落によって税金も変わるのです。

また、気をつけなければならないのは、新築時から3年(最大5年間)は、固定資産税は2分の1に減額されているということ。新築の投資物件は3年後または5年後に固定資産税が2倍になるということを計算に入れておく必要があります。

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ローン返済

投資用物件をローンを組んで購入した場合は、金融機関に毎月元本の返済と利息の支払いが発生します。家賃収入で収益が上がらない場合でも発生するものなので、資金計画は綿密に立てる必要があります。

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まとめ

収入と支出を見ていくと、年間収支はあまり大きな額にはならないかもしれません。しかし、支出の多くは借入返済金。借入金の返済が終わったら、収益性は大幅にアップします。金融機関への支払いがなくなれば、その分はそのまま収入となるのです。目先の収支だけではなく、長期的に投資計画を立てることが重要です。

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