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いまからREITを始めるための3つのステップ!

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いま、少額の自己資金で始められると話題の「REIT」。不動産投資を考えている人なら聞いたことがあるかもしれません。実際の不動産を購入して運用を行う不動産投資よりも手間いらず、始めるのも簡単なREIT。そのREITを始めるための3つのステップをご紹介いたします。

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REITとは

REITとは、Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)のことで、頭文字をとってREITと呼ばれています。「J-REIT」と表記している場合もありますが、こちらは「JAPAN」の「J」であり、日本の不動産投資信託という意味です。

REITは、投資家がREITと呼ばれる、不動産投資信託に資金を投資し、その資金を元に不動産などの運用を行います。そこで出た運用益を投資家へ分配する仕組みをいいます。投資家が行うのは銘柄を選んで、資金を投資することだけです。

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step1.証券口座を開設する

REITは不動産を自分で購入するのではなく、株式購入のように「証券取引所」で売買が行われています。すでに、証券口座をお持ちの方はそちらを利用することも可能です。

まずは、REITの売買のための「証券口座」を開設します。証券口座はお好きなところでかまいませんが、選ぶポイントとしては、「コストが低めのネット証券」「手数料は安いところ」を選ぶと良いでしょう。また口座開設時のキャンペーンもぜひ利用しましょう。

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step2.証券口座へ入金する

証券口座の開設が完了したら、口座へ資金を入金します。窓口でのやりとりを行う店舗型の証券口座の場合は、店舗で手続きを行います。

ネット証券で口座を開いた場合は、銀行口座から証券口座の入金がしやすく手数料のかからない、即時入金サービスを使います。これは各証券会社が提携している銀行での、ネットバンキングサービスの契約が行われていれば利用できます。

取引の口座には「NISA口座」「特定口座」「一般口座」がありますが、初めて行う方は「NISA口座」がおすすめです。こちらは分配金や売却益が”1人あたり年間100万円まで(2016年からは120万円)非課税となります。

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step3.銘柄を選んで購入する

REITでの銘柄は、大きく分けて6種類あります。

1.オフィスビル特化型:オフィスビルの投資に特化したREIT。景気に大きく左右される。
2.住宅特化型:住宅に特化したREIT。比較的景気に左右されづらく、安定性は高め。
3.ホテル・リゾート特化型:景気に左右されやすい。株主優待券などを活用できる方におすすめ。
4.物流特化型:物流関連施設に特化したREIT。景気に左右されづらい。ただし、テナントの撤退に影響を受ける。
5.複合型:複数の不動産に投資するタイプのREIT。リスクが分散されるので、比較的安定性が高い。
6.総合型:複合型と同様、複数の不動産に投資するタイプのREIT。こちらは3つ以上の組み合わせで行う。

こちらの中から好きな銘柄に注目して、稼働率や物件数、築年数といった物件の情報などを見比べておきましょう。その他、投資するREITの利回り(分配益)や信用格付け、ついているスポンサーなども確認しておきましょう。

自分で何も調べずに証券口座のランキングをうのみにして購入するのは危険です。いろいろ調べた上で自分で納得できる銘柄を購入しましょう。

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