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子育て世代が考える家づくり!家族が集うリビングの考え方とは?

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昔と違って現在では住宅の間取りが多様化しています。
そんな中、リビングの中央に階段を配置したり、リビングを2階に配置したりと、昔とは少し考え方も違ってきています。

リビングは家族が集まる大切な場所。リビングをどこにするかということに関して、じっくり考えた方がいいこともあります。

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リビングイン階段って何?

近頃人気のリビングイン階段。リビングの中に階段がある間取のことです。若い子育て世代に人気となっているようですが、やはりメリットもあればデメリットもあります。賃貸で暮らしていた夫婦が、子どもが生まれて少し落ち着いたのを機に新築住宅を購入することを考えるケースも多いでしょう。

新築住宅では、長く住むということを念頭に入れて住宅選びをしていくことがより大事になります。今、小さい子どももいずれは成長していきます。

リビングイン階段の大きなメリットは、家族間のコミュニケーションが増えるということ。子どもが学校から帰宅した時には、リビングを通らないと自分の部屋に行けないので「おかえり」「ただいま」という挨拶ができる環境が作れるでしょう。

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開放感と引き換えに…リビングイン階段の隠れた罠

しかし一方で、実はデメリットもあります。広々としたリビングに階段を作ることで、解放感があり過ぎて「寒い」「暑い」という諸問題が生じてきます。

また、キッチンでの料理の匂いも直接2階に上がってしまうという点も考えられます。特に冬場では、階段のところにロールスクリーンを設置して暖房効果を高めるという対策がとられることがあります。

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2階にリビングを設置する?

昔は「リビングは1階にある」ということが主流となっていた日本の住宅では、現在は2階にリビングを配置するというプランも見られるようになってきています。

2階にリビングを配置する場合のメリット。それははやり日当たりがいいということ。
2階はやはり日光が入りやすいのがメリットでしょう。また、1階より2階の方が暖かいので冬場は快適に過ごせそうです。

また、プライバシーが確保できるのも魅力のひとつかもしれません。
道路に面している住宅だと、1階は常にカーテンを閉めていないといけないなど、通行人からの視線が気になるものですが、2階ですと外を歩く人もいないのでプライバシー確保に繋がります。

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いいところだけでは無い?2階リビングのデメリット

しかし、2階にリビングを設置するとなるとメリットだけでは無いのも事実です。

階段の登り降りが大変なのは、言わずとも想像が付きますね。
若いうちは問題ありませんが、年老いてくるとリビングに行くまでに階段の昇り降りが大変になります。また、訪問者が来た時には、その都度上から下に降りる必要があります。

また、これから成長していくにあたり子どもの非行も心配となります。リビングが2階になった場合、多くの場合、寝室や子供部屋が1階になります。玄関から自分の部屋に直行できるため、学校から帰宅してもリビングにあがってこなければ、いつ帰宅したか、出かけたかが不明という問題点もあります。
また、玄関を通らなくても窓から侵入もできるので、いつの間にか子供達の溜まり場になっていた・・・なんて事例もあるので心配ですね。

生活スタイルの多様化により、リビングの考え方は様です。
あなたもどんなリビングが良いか、一度ゆっくりと考えてみると良いかもしれませんね。

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