TOP » 住まい » オール電化って経済的?そのメリット・デメリットと…

オール電化って経済的?そのメリット・デメリットとは?

970View
t-shima

近年、耳にするようになった「オール電化」です。節約ができる?などと、注目されているオール電化住宅。

実際のところはメリットだけでなく、デメリットも存在するのが事実です。

1

オール電化って何?

住宅の中には、熱源が必要です。かつて設備によって、ガスと電気をそれぞれ供給源として使用していたスタイルを、全て電気でまかなう「オール電化」住宅です。

キッチンでは、ガスコンロを使用している家庭が多かった昔ですが、オール電化にすることによりIHクッキングヒーターにします。

また、暖房機器としてガスや灯油でファンヒーターを使用していた場合も、床暖房やエアコン等に切り替えます。このように、家庭全体の熱源をすべて「電気」にする住宅のスタイルをオール電化と言っています。

2

オール電化にすることの気になるメリット

・IHクッキングヒーターは安全&手入れが楽!

調理中に余計なガスが発生しないので、空気がクリーンでいられるというところが嬉しいですね。

ガスでの調理は、一酸化炭素が常に排出している状態ですので、換気が不十分な状態だと中毒の恐れもあるのです。またガス漏れのリスクも減らすことができます。

また、料理を日常的に行う人にとって「ガスコンロの掃除って大変」と思うことは多いでしょう。IHクッキングヒーターであれば汚れがつきにくく、またお手入れする時の手軽さが感じられるというメリットがあります。

・経済的なメリットが得られるかも?

電気とガス併用の場合、それぞれの基本使用料がかかるものです。それが一括して電気料金のみの請求となるため「ガスの基本料金」がかからないのです。

また、電気温水器やエコキュート、蓄熱式のヒーターなどの使用をする場合には、深夜電力を利用し熱を溜め、日中使用するなど光熱費の節約に一役かうこととなるでしょう。

3

でも、デメリットも…

・火力が弱い?

チャーハン等の場合、中華鍋を使って火力を強くして、調理をする人も多いですよね。鍋を持ち上げて揺らすことによってパラパラ感を出しますが、IHクッキングヒーターでは、こうした火力の絶妙な加減で調理をすることが難しいので、料理好きの人には不満を感じることもあるでしょう。

・停電の時には大変?

停電となった時に不便を感じる場合があります。

・オール電化設備の導入は高い

機器が高いので初期費用がかかります。

4

メリットやデメリットを総合的に考えて導入を

オール電化に適している家族と、そうでない家族があるようです。

年配の方や子供のいる家庭、また日中家にいることが多い家庭などはオール電化にすることで「心配が減った」というメリットがあります。

また、オール電化で導入できるエコキュートでは災害における停電や断水時などに、生活用水が確保できるというメリットもあります。

家族構成やライフスタイルなど、総合的に考えてオール電化の導入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

'SNSでシェアしよう'

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

家ざんまいの人気記事をお届けします

関連記事

カテゴリ一覧

アクセスランキング

編集部おすすめ記事