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信用を得る事は、手間が掛かります。

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iezanmai編集部

賃貸物件に申し込みをするときに必要になってくるのが、審査書類です。
申込みをする自分は信用して貰える者ですよ。と証明する為の書類になります。
さて、どんな書類が必要なのでしょうか?

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審査書類って何?

・一般的には、入居申し込みをしている名義人が間違いなく本人で(成りすましではない)、
・入居希望の物件家賃を払える経済力(安定収入)があり、
・社会的な信用を得ている者であることを確認する為に必要な書類になります。
極端な話をすると、低額物件や既に付き合いがあり信用がある人など、「身分証明と在職証明があれば収入証明は要らないですよ」と、
オーナーが判断する場合もあれば、高額物件などで多くの書類を提出する事もあります。
つまり、オーナーや管理会社が信用できると判断すれば審査OK。信用しきれないと判断すれば審査NGとなる訳です。

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身分証明書

公的機関が発行している顔写真付の身分証明書(運転免許証・パスポート)が一番信用されます。
運転免許証・パスポートを取得していない方は、お住まいの市区町村が発行する【住民基本台帳カード】がおすすめです。
顔写真付の公的機関発行物なので、こちらも信用されます。
顔写真がついていない、健康保険証や住民票などですと本人確認が難しいので、複数提出を求められる場合があります。
(複数提出できるという事は、成りすましではないであろうという事です。)
因みに、どの証明書でも現住所が記載されている部分が必ず必要になります。(免許証の裏面など)
※審査後の契約時に住民票の提出をお願いします。そこに記載されている住所と同じものである必要があります。

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収入証明書

収入証明は、お勤めされている方は、職場から発行される源泉徴収票が求められます。
源泉徴収票は会社が発行しますので、その会社に所属している在籍証明の一つとしても証明価値があります。
新卒で就職の際や転職で転居される方は、これからの収入予定としての雇用通知書や給与金額が記載された雇用契約書類を以って収入証明・在籍証明とすることもできます。 

また、会社の経営者の方、役員の方、個人事業主の方、複数社から収入を得ている方、給与以外の資産からの収入・投資収入がある方は、確定申告された際の書類の写し、または在住の市区町村から発行される課税証明書(収入額記載のもの)などの公的機関発行の収入証明の提出を求められます。
これらは、きちんと納税義務を果たしている証明にもなり、社会的信用度が高い収入証明になります。

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在籍証明書

申込み名義人が収入を得ている会社に所属している証明になる書類です。
正社員として、事業者名称等の記載がある健康保険証をお持ちの方は、源泉徴収票とセットで在籍証明になります。
事業主やフリーランスの方、アルバイトの方など、国民健康保険に加入されている方は、会社発行の在籍証明書を職場に申請していただき
提出してもらう場合があります。
この他、会社発行の社員証・入館許可証・従業員証などの写しでも大丈夫です。
名刺など自由に作れてしまうものは在籍証明書類とは見做されません。
また、事業主の方や役員の方は、会社の登記簿謄本の写し(事業主等として氏名が記載されているもの)を求められます。

以上の3つの証明書類を以って入居審査を致します。
賃貸物件をお探しになる際は、ご自身でご用意できるもの、出来ないものを確認していただき、不動産会社にご相談されるとスムーズに物件探しと契約が出来ると思います。
契約までの手続きはどんなものでも大変なものですが、証明書類のご用意は本人しか出来ないものになります。

気持ちよく新生活が送れるように早めの準備と心構えが大切です。

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