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知らなかった!関東と関西で1畳の大きさが違うってホント!?

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t-shima

みなさんこんな話を聞いたことがありますか?「関東と関西で1畳の大きさが違う」。
聞いたことある人もない人も、これを機にこの話の真実を知りましょう。

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関東と関西で1畳の大きさが違うのはホント!

いきなり結論から話しますが、この話本当なんです!
この規格の違う畳の呼び名を「関東間」と「関西間」と呼びます。
ちなみにどちらの方が大きいかというと関西間の方が少し大きくなっているのです。
それでは関東間と関西間の違いを見ていきましょう。

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関東間の特徴

別名「江戸間」とも呼ばれ、関東地方や北陸に多く見られる規格の畳です。
今からさかのぼること約400年前、徳川家康が征夷大将軍に任官し江戸幕府が開かれた頃にこの規格が出来たとされています。
大きさは縦5尺8寸×横2尺9寸(1,757mm×879mm)となります。
「関東間」「江戸間」とう呼び名意外にも「五八間」や「田舎間」とも呼ばれています。

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関西間

京都が発祥とされ、関西地方に広く浸透している規格でしたが、現在ではあまり利用はされていんりyほうです。
しかし昔ながらの京町家なんかでは未だにその規格が残っています。
大きさは縦6尺3寸×横3尺1寸5分(1.909mm×954mm)となっており、関東間に比べて縦
縦145mm横75mm大きくなっています。
「関西間」という呼び名意外にも「京間」や「本間」、「六三間」とも呼ばれています。

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他にも色々ある畳の規格

実はこの両者意外にも畳の規格は存在しているので、下記にいくつがご紹介します。

・中京間
名古屋地方を中心に浸透している規格です。
大きさは関東間と関西間の中間に位置し、縦6尺×横3尺(1,820×910mm)となっています。

・佐賀間
九州地方に広く浸透している規格です
大きさは縦6尺2寸×横3尺1寸(1.879mm×939mm)となっています。

・安芸間
中国地方、瀬戸内海地方で広く浸透している規格です。
大きさは縦6尺1寸×横3尺5寸(1.848mm×924mm)となっています。

・団地間
この規格はマンションやアパートに広く利用されており、私達に最も身近な規格と言えるでしょう。
大きさは縦5尺6寸×横2尺8寸(1,697mm×848mm)と他の規格に比べて少し小さめとなっています。

地域や物件によって畳の規格が違うなんて知りませんでしたね。
これから物件を見るとき、「何畳か?」ではなく「何平米か?」で見たほうがいいかもしれません。

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