TOP » 住まい » 注目の3階建て住宅!土地の有効活用ができてメリット…

注目の3階建て住宅!土地の有効活用ができてメリットが多い?

1,027View
t-shima

近年、増加傾向にある「3階建て住宅」。特に、首都圏で多くみられます。狭い土地でも有効活用できそうなイメージのある3階建て住宅ですが、メリットおよびデメリット、そして建築する場合の注意点についてお話ししていきます。

1

どうして3階建てが注目されているの?

一般的に住宅というと、2階建てが多いものですよね。よっぽどのことがないと「3階建て」という発想は湧かないものです。

しかし、首都圏などで土地が狭い場合には、限られた土地の中でなるべく部屋数を多くして住みやすくできないかと考えるものです。3階建ての場合は、土地の面積はそのまま、上に広げることができるため、その分部屋数が多くなることになります。土地が狭い首都圏ならではの考え方なのです。

2

3階建て・・・そのメリットとは?

・家の中が広くなる

狭い土地では、どうしても住宅の内部の広さは限られてきます。ところが、上に伸ばすことで、住宅の中の居住スペースの範囲が広くなるのです。

・二世帯住宅にできる

2階建ての二世帯住宅の形はよくありますよね。しかし、3階建てにすることで、より住みやすくなります。例えば、1階が両親、2階が子供夫婦、3階がその子供達・・・という感じです。

生活のリズムがそれぞれ違うので、3階にすることでよりお互いが生活しやすくなるというメリットがあるでしょう。

・駐車場も確保できる

都市部では車の維持費がかかるものです。車を所持した場合の駐車場代は結構大きいものですよね。しかし、3階建て住宅にして、1階部分にガレージを設けることで駐車場の費用を気にすることなく、マイカーを持つことができます。

・明るい

階数が多いことで、日中の明かりが採りやすくなります。

3

3階建てってデメリットはあるの?

・移動が大変

年齢とともに家の中の移動も大変になってくるもので、2階建てでも大変になることもあるでしょう。また、ケガをした時や体調の悪い時には、1階から3階への移動は大変でしょう。

・夏に暑い

階数が増えることで日差しが入り込むようになるものですが、縦に長い建物のため通風がしにくいデメリットがあります。

4

3階建てはお勧め?!

2階建てより「1階」増えるのだから費用面では高いのでは?と気にする人も多いでしょう。しかし、それほど極端に費用が上がるわけではありません。また、二世帯住宅にすることで、節税対策になることもあります。二世帯住宅では、お互いに助け合って生活できるというメリットもあります。

ただし、注意点としては、近隣への説明義務が生じることです。近隣の住宅より階数が高いので、日差しを遮ってしまう可能性もあります。また、近隣より1階高い建物なのでプライバシーの問題となることもあります。建築前には近隣への説明も大切です。

また、土地によっては規制がかけられている場合もあるので、建蔽率および容積率を超えないように建物を建築する、防火地域では木造建築が不可など、細かい規制については事前に確認が必要です。

ただ、狭い土地を有効的に活用できるのは、やはり魅力的。メリットやデメリットを検討したうえで、3階建ての建築を検討してみてもいいでしょう。

'SNSでシェアしよう'

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

家ざんまいの人気記事をお届けします

関連記事

カテゴリ一覧

アクセスランキング

編集部おすすめ記事