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住宅を長持ちさせるコツ!外壁リフォームとメンテナンスのススメ

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日々、日光や雨、風などの外界の刺激から住宅を守っている外壁。避けることのできないものであるため、住宅内部よりも劣化が激しく定期的なメンテナンスが重要となる部分です。

外壁、と言っても実に様々です。
ここでは、その外壁の種類から、リフォームの方法までご紹介していきます。

1

昔ながらの工法、モルタル

昔の住宅では、セメント、水、そして砂を混ぜたモルタル工法が主流でした。左官の方法で自由にオリジナリティ溢れるデザインをすることもでき、部分的に個性溢れる壁を演出することができるのがメリットです。

しかし、モルタルの壁のデメリットは外壁にひび割れがしやすいという点です。ひび割れしたところから、雨漏りしたりする可能性もあります。

2

近年人気のサイディング

サイディングの外壁では、外見の美しさが得られるというメリットもあります。また、色やデザインは豊富な種類から選ぶことができるので、とても人気となっています。

ただしサイディングはボードでつなぎ合わせるので、その1枚部分だけに損傷が生じた場合には、注意が必要です。同じデザインのものが廃盤になっている場合は、似たデザインで我慢するしかないというデメリットもあるのです。

3

外壁のリフォームで耐用性をアップしよう

外壁は経年劣化の避けられない部分です。リフォームすることで、外見のイメージチェンジを図ることも可能ですが、同時に耐久性を復活させることもできます。

モルタルもサイディングも塗替えしてリフォームするのが一般的です。

塗料の違いで今後の耐用性にも違いが出てきます。アクリル系の塗料は費用が安いのが魅力ですが、耐用年数が短期で、短い期間での塗り直しが必要となってきます。

逆にシリコン系やフッ素系の塗料は費用が高いものの、紫外線に強いなどの特徴があります。耐用年数が約15年から20年と長く、長い目で見ると価格自体はお得という場合もあるでしょう。

もし、モルタルからサイディングにしたい場合は、現在の壁の上に重ねて貼る重ね張り、現在の壁を撤去後に張り替え工法があります。後者の場合は、既存の壁の撤去および処分費用がかかります。

4

定期的なメンテナンスの重要性を知ろう

住宅内部は日々目にする機会があるものの、外壁は外にあるため、意識的に点検しないと亀裂や損傷のあった場合には気が付かずにそのまま年数が経過してしまいます。そうすることで住宅内部にまで被害が拡大することもあり、最後には費用が高くついてしまうこともあり得ます。

時々、外観を眺めて、亀裂や損傷がないかを確認し、定期的なメンテナンスやリフォームをすることが住宅の長持ちに繋がると言えるでしょう。

マイホームと長く付き合うということは、外壁と付き合うこと。
いつもは忘れがちな外壁に今一度目を向けてみてはいかがですか?

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