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不動産競売物件の購入って安いの?検討時に把握しておきたい事実とは?

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不動産競売物件という言葉は、なかなか馴染みのないものかもしれません。一般の人が抱くイメージは「安く不動産が購入できるのでは?」というものではないでしょうか。

しかし実際にはメリットだけでなくデメリットも存在するものなのです。

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競売物件という言葉…そもそもどういう意味なの?

競売という言葉については、聞いたことのある人も多いでしょう。しかし、読み方にも二通りあり、その呼び方自体では馴染みのない場合もあるかもしれません。

①競売を「きょうばい」と読むケース

一般的にニュースなどで用いられる場合は「きょうばい」と読まれます。このため、多くの人が「きょうばい」として記憶していることでしょう。

②競売を「けいばい」と読むケース

こちらは、法律用語になっており、裁判官や弁護士や司法書士、不動産鑑定士などは専門家の間ではこう呼ばれています。

競売は英語では「オークション」の意味で、オークションで入札を行って高値をつけた人が落札できるというしくみです。住宅ローンなど支払を滞納し借金を背負った人が、自己の借金の担保となっている不動産を差し押さえられることになります。

そして、競売によって売却ができた場合に、その金額を借金返済に充てることになるわけです。

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競売物件を購入する時のメリットとは?

①一般市場価格よりも安く購入できる

不動産競売にかけられる場合、抵当権のついた不動産を債務者が裁判所に申し立てます。裁判所がこの申し立てを受理すれば、債務者に通知を郵送します。その後、指定の期日に裁判所の執行官が不動産の評価をする不動産鑑定士とともに対象物件の調査をすることになります。不動産鑑定士により評価書が作成され、その額に基づき売却基準価額が決められることになります。

この時、不動産鑑定士が評価する価格は、一般の不動産取引より「競売の物件である」ことを考慮して、3割ほど減価修正されることになるのです。そのため、競売物件は一般の不動産より安い価格設定となっています。

②さまざまな物件がある

競売にかけられる物件は普通の居住用の不動産だけではありません。土地だけ、マンション、事務所、店舗なども多くあります。また、一般の不動産業者ではなかなか取り扱っていないような、形の悪い土地、道路に接していない土地、袋地などバラエティに富んでいます。

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実際に物件の内覧ができずに入札をしなければならない!

一般の不動産取引であれば、購入を検討する場合内覧を行い参考にすることができます。しかし競売物件の場合は、事前に中を見ることができません。ただし、入札を行う場合には、裁判所および不動産競売物件情報サイトから、不動産物件の「評価書」「物件明細書」「現況調査報告書」の3点セットと呼ばれるものの中に現況の写真や間取状況等が数枚添付されているので、そちらを見て参考にすることが可能です。

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競売物件って大丈夫なの?売主不在で責任所在は?

一般の不動産取引の場合、売主が買主に引き渡しをする際には、売主の責任として行わなければならないものが多くあります。通常は購入が決まったら居住中である場合は退去後、荷物を運び終わって買主が居住できるようにします。そして、設備等に不備がないかをチェックして、買主に伝える義務があります。その後、買主に鍵を渡し、引き渡しを行います。

しかし、競売では売主がいないので、競売にかけられた物件に居住者がいた場合も、この立ち退き交渉についても買主がやる必要があります。

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ローンが組めない?

金融機関から融資をしてもらうことがほぼ無理なため、現金での購入が求められます。

このほか、競売物件については一般の不動産取引とは違った点が数多く存在します。

競売物件の購入時は、流れや詳細については、じっくりと把握、理解してから検討するのがいいでしょう。

競売にはメリットもデメリットも潜んでいます。
その両方を理解し、あなたが最も良い方法にて不動産を購入してください。

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