こちらのお店の最大の魅力は、大将が一部屋一部屋を順番に回って、生きている蟹を客の目前で捌いてくれることでしょう。
個室3室のみで落ち着いた雰囲気の店内、食事時間が部屋ごとに限定されており、予約が大変取りにくくなっています。

目の前で裁かれる蟹を見れるのはまさに「プレミアム」な体験になる事間違いないでしょう。

目の前で切り落とされたタラバの足は、まずはペロリと豪快に刺身で口の中へ。誰もが一度はやりたい憧れの一気食いを体験頂けます。

次に大将がさっと湯がいてレアで中間部。最後にたっぷりしゃぶしゃぶにして、また違う味わいを楽しめるのも魅力です。
殻ごと大将が丁寧にしゃぶしゃぶにしてくれるため、肉の旨みがまったく逃げない。タラバ蟹が「甘い」とご体感いただけることでしょう。

そしてめったに食べることが出来ません、蟹の心臓も頂く事が出来ます。柔らかくて食感は、正に貝の様です。

脱皮のために殻の下に出来始めた次の殻も、また美味。綺麗に赤く染まり、甲羅の形になってはいるが、ふわふわの皮のような触感は病みつきになること間違いなしでしょう。

コースは季節に合わせた旬の幸を頂けます。琵琶湖の氷魚やアワビなど、時期に合わせた食材がテーブルを彩るでしょう
。
ただの蟹専門店ではなく、普通の、しかし特別な会席料理は蟹の期待を高めてくれます。鴨肉の炭火焼もテーブルにて調理されるから満足度は相当なものとなるでしょう。
遠赤外線により目の前でさっと火入れされた岐阜県産の野生の青首鴨は、柔らかい仕上がりに感動すること間違い無しでしょう。


勿論、蟹は文句のつけようがない美味しさ。

視覚で感じ、嗅覚で堪能し、聴覚で楽しみ、味覚で味わう。わずか1年でミシュランに掲載される程の会席料理を是非、味わってみてはいかがでしょうか。