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冷凍するときは「塩」をしてからの方がいいらしい

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yu-ki

特売などで買った肉や野菜、つい買い過ぎてしまいますよね。
そんな時に役立つのが冷凍庫。しかし、解凍したら味が落ちていたという経験も少なくはないのではありませんか?

ここでは、冷凍前に塩を振るだけで良いことが起こる、その秘密をお教えします。

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塩をして冷凍なら逆においしくなる?

塩フリージングした肉や魚を調理すると、素材に浸透した塩味とうま味が引き出された食材の味によって料理がおいしくなるそうです。

調理の際に肉や魚に塩をふると、水気が出てきますが、それは浸透圧の関係で細胞から水分が引き出されるため。水分を抜けさせることで細胞を守るのです。

その状態で冷凍すれば、細胞内の水分が減少し、氷の結晶は小さく抑えられるので、生で凍らせるよりダメージを減らせます。

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普通なら冷凍できないものもOK

きゅうりやもやしといった、通常冷凍に向かない野菜も、塩を使うことで冷凍可能になります。
素材の余分な水分が抜けるため、食感を残したまま冷凍できます。

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肉や魚は塩をふるだけでOK

お肉や魚の重量の約1~1.5%を目安に塩をふり冷凍保存袋に入れて平らにし冷凍。それだけなので手間もかかりません。
例えば「生姜、醤油、酒、砂糖」と一緒に漬け込んで冷凍すれば簡単に生姜焼きを作ることができます。

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野菜は塩もみ、塩ゆでで

水分の多い大根やキャベツ、きゅうりなどは薄切りにして、重量の1パーセント程度の塩で塩もみします。冷凍用の保存袋に入れて、薄く平らにし、空気を抜いて冷凍します。

根菜やかための葉物野菜類は、水の量に1パーセント程度の塩を入れたお湯で10秒程度塩ゆでします。

冷凍保存をうまく活用することにより、残業で買い物出来ない時に助かりますし、お弁当を作る時にも、冷凍食材を使うと便利です。無駄なく、おいしく食べきるために、正しい冷凍保存テクをしっかり覚えておきましょう。

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