シャンプーの多くは界面活性剤を利用しているため、水回りの皮脂やタンパク、油分などの汚れをとる時に有効です。

「界面活性剤」は水にも油にもなじみやすい物質のことで、水と衣類、水と髪、水と陶器やステンレスなど、ふたつのまじりあわない物質の境界線でよく働きます。
シャンプーはタンパク汚れには強いから、トイレの掃除にもってこいなのです。

もちろん、香りも良いので、トイレ洗剤が無い際には余ったシャンプーなどで代用すると良いでしょう。

コーラには、クエン酸・リン酸といったトイレの汚れに効果のある成分が含まれています。

便器にコップ1杯程度を全体に注ぎ、一晩おき、翌日にブラシで擦り水で流すとキレイになります。

気の抜けた余ったコーラなどがある場合には試してみると良いでしょう。

昔から水垢落としに使われているのが「じゃがいもの皮」です。

じゃがいもの皮には微量の酵素が含まれており、多少の汚れであれば問題なく落とすことができるでしょう。

また、水垢落としには歯磨き粉も有効です。
歯磨き粉を使い終わった歯ブラシにつけ、水垢が気になるところをこするだけ。専用の道具は一切必要ありません。

油は油にはなじみやすい。これを利用して、ボロボロになった下着などに「灯油」をしみこませて換気扇を拭くとピカピカになります。

しかし、灯油は可燃性であり危険です。
掃除をする際には火気には十分に注意してください。

ガスコンロの掃除などにはビールが有効です。
布が湿める程度のビールを含ませ、拭くだけで驚くほどきれいになりますよ。

いかがでしょうか。
身の回りのもので簡単にお掃除。節約にもなるし一石二鳥ですね。
是非試してみてくださいね。