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時代遅れじゃない!再注目される家電たち

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次々と新商品が発売されるガジェット達。
しかし、旧世代の使用の商品が近年再注目されています。

実は最先端じゃなかった?そんなガジェット達。
買い替えるのはもったいない?そんな家電をここでご紹介します。

1

サイクロン式「じゃない」掃除機

掃除機と言われて、ダイソンのサイクロン式掃除機を思い浮かべる人も多いでしょう。
ダイソンは1985年頃、いったん消えていたこのサイクロン技術を大幅に改良して、フィルター型に勝るとも劣らない集塵率のサイクロン方式を開発しました。
あたかも紙パック式は時代遅れの代物のように、そしてサイクロン式はすべてにおいて紙パック式を凌駕しているように宣伝していましたが、実は紙パックも今なお大人気なのです。

日本の家電メーカーは、今も紙パック式の製品開発に力を入れています。
本体の掃除に手間がかからず値ごろ感があることから、紙パック式には根強い人気があり、ほぼ拮抗しているのが現状です。
紙パック式は『長年使っているので愛着がある』『ゴミ捨てが簡単でホコリも舞い上がらないのがいい』といった理由で年配者を中心に根強い人気のようです。

レイコップやダイソンなど様々なメーカーが“布団クリーナー”を発売していますが、パナソニックの新製品「MC-DF500G」が紙パック式を採用し話題になっています。
極力手を汚さない清潔さと構造の簡単さが、紙パック式のアドバンテージとして存在し、それは今後しばらく覆されることはないでしょう。

2

デジタル「じゃない」カメラ

スマホでも写真が撮れる時代。それでも、売り上げを伸ばしていってるのが「チェキ」です。

「’02年のピーク時には、年間販売台数100万台に達した」が、ほどなくしてカメラ付き携帯電話やコンパクトデジカメの普及により、急速にその存在感を失いましたが、2013年度の年間販売台数は230万台、14年度は350万台を見込んでいます。

07年に韓国のテレビドラマでチェキが小道具として偶然使われ、それが韓国女性の間で話題になったのをきっかけに、韓国でチェキ人気が沸騰したのが原因と言われています。
09年になると、今度は中国でもチェキ人気が沸騰。有名ファッションモデルの一人がブログで「私もチェキを使っている」と書き、それが話題になったのがきっかけとなりました。

’02年の販売比率では、国内と海外が9:1だったのが、現在では完全に逆転しています。

最近カメラ業界のトレンドといえば自撮りですが、このチェキにも「セルフィーモード」を搭載しています。
今、日本でも結婚式の二次会や、アイドルのファン交流イベントなどで、チェキは一定の需要を確保しています。

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