手浴とは洗面器やバケツなどにお湯を入れ、手を浸して温まる方法です。
10分から20分間程度、熱めの湯に手を浸けますが、その時深呼吸をしながら行うと、より早く温まるとされています。

手浴の場合、鼻との距離も近いので香りを感じやすく、蒸気を吸い込むことで鼻の粘膜が和らぎます。
頭痛や鼻づまり、手荒れなどのケアに、また手軽な気分転換にもなります。

エッセンシャルオイル
湯気と共に立ち上る香りとお湯の温かみを感じながら、掌や指を軽く揉み解して、リラックスして下さい。

塩や料理酒
塩か料理酒をお湯に入れてみましょう。お湯の「温感」がさらに上がり、湯冷めしにくくなる、という効果があります。

カップに少し熱めの心地よいと思える温度の（だいたい４５℃くらい）お湯をはったカップに親指を浸けるだけです。
それも大変なら、蒸しタオルに手首まで入れて温めてもよいでしょう。

「そんなにあったかくなるの？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…これがぽかぽかと全身が温まってくるから不思議です。
手足には冷えやストレスに関するツボがたくさんあります。また、血管がたくさん通っている場所なので、体全体が温まります。鼻づまりだけではなく、上半身の症状、例えば、頭痛などには手浴が効果があるそうです。