エクストリームとは過激とか極端という意味。
意識高い系の人を中心に定着している朝活とは異なり、出勤前にスポーツや遊びなどのレジャーを楽しむのがエクストリーム出社です。

キャリアアップや勉強とは無縁のレジャーを中心に据えているのが特徴となります。

早朝から合コンやボーリングをして男女が出会った後に出社をする"エクストリーム出社"が、新しい出会いの形として密かに流行っているそうです。
休日にちょっと気合を入れて楽しむレジャーならごく普通だが、これを平日の出社前に実行する背徳感が人気の秘訣だそうです。

エクストリーム出社協会では、会員を中心に一風変わった出社のコースを考えたり、企業や自治体とタイアップして、商品やサービスを体験してから定時出社できる、アトラクション仕立ての早朝イベントを企画運営したりしています。

観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をする。
日本エクストリーム出社協会の代表の天谷窓大さんは、過去に勤めていた会社で、ストレスから出社拒否のような状態になり、会社と逆方向の電車に乗るなどしてエクストリーム出社の原型を生み出したそうです。

一見奔放に見えるエクストリーム出社ですが、たったひとつだけ、ルールを定めています。それは、「絶対に遅刻しないこと」。
正しく活用することで、ダレ切った生体リズムがリセットされ、早寝早起きの健全な生活と肉体を取り戻せるでしょう。

朝から思い切り遊ぶことでリフレッシュできるだけでなく、出社直後からエンジン全開で動ける「シュッシャーズハイ」効果も期待できます。
仕事も遊びも全力！ それが最近の大人のライフスタイルになりつつあるのかもしれませんね。