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あなたは大丈夫?クリーニング後の衣類の保管方法
クリーニングに出すと、衣類を包んだビニール袋が必ずありますが、そのまま保管をしていませんか?それ、実はNGみたいです。
ここでは、正しいクリーニング品の保管方法をまとめてみました。
あなたのクローゼットは大丈夫ですか?
1
クリーニング品にかかっているビニール袋
クリーニング後のシャツなどにかけられているビニールの袋。
その理由は、ほこり避けの簡易包装です。
クリーニング工場から店舗、消費者のご自宅までの運搬にキズやホコリから守るために使用されています。
2
このビニール袋は取らなければいけない?
ビニールの包装は、持ち帰る時の汚れを防ぐためのものであって、保管するためのものではありません。お店の注意書きなどに書いてあることもあります。
収納時には「必ず取り外し、風通しの良い所で陰干してから保管して下さい。」とクリーニング店の方から言われる事もあります。
3
ビニールを取らなければならない理由とは?
私達が日常生活で目にする有機溶剤と言えば「石油」や「灯油」、「ガソリン」などが当てはまります。いわば、その石油とか灯油のような溶剤で衣類を洗うのがドライクリーニングです。
乾燥不十分によってドライクリーニングの溶剤が残ってしまうこともあるそうです。
乾燥不十分のままビニールを外さず保管すると、溶剤の臭いが取れなかったり、着用して、化学やけどの原因になることも考えられます。
4
湿気がこもる?
スチームを使っていたり、仕上がり後すぐに包装されていると湿気がこもりやすくなります。
クリーニング店ではなく、自宅での保管環境によっては湿気がこもってしまうことも。
その後の自宅での保管環境が原因になるケースもありますので、保管場所の湿度には充分に気を付けて下さい。
5
変色の問題も心配
ビニール包装には、透明度などを保つために、酸化防止剤が使われています。この酸化防止剤が揮発し、衣類を黄色く変色させてしまう事があるとも考えられています。
また、空気が循環しないので、窒素ガス等によって変退色が起こり衣類の色が変わりやすくなることも考えられます。
6
型崩れの心配も…
ビニールカバーと同様に、クリーニング店でつけてくれるハンガーもあくまでも運搬用と店頭での一時的な保管用のものです。長期間、このハンガーに洋服かけたままにしておくと型崩れの原因になります。
コートやスーツなど重さのある衣服、サイズの大きい衣服などは厚みやサイズにあったハンガーで保管してください。
細いハンガーは型くずれの原因になります。
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