ドミノが倒れる途中で時が止まったかのような、物が倒れるという物理の法則を忘れてしまったかのような不思議なテーブルMegalith。
倒れそうで倒れない絶妙なバランスをとっている土台の上に、ガラストップが乗っています。

ステムが無いので洗うのも楽、収納にも場所を取りません。小ぶりなサイズで女性の手にもよく馴染みます。
欧米ではテイスティングの時以外はフォーマルでもカジュアルでもボウルを持つ人が多いのだそう。そのことに気付いた家具デザイナーが、ステムのないワイングラスがもっとあっても良いのではと考え、このような独特のデザインになりました。

この花瓶は試験管によって出来ており、斜めに倒れそうで倒れない不思議なデザインの花瓶となっています。

花瓶のトリックは非常に単純で、試験管の底にはマグネットが仕込まれており、また同じく木製の大のなかにも磁石が仕込まれています。

要するに、ふたつの磁石は引き合うように出来ており斜めにしても倒れることなく花瓶が立っていられるというトリック。

ちゃんとよく見るとわかるのですが、座面やテーブルトップは水平です。とは言っても倒れやすそうであることには変わりないですが。良くできた形状ですね。

縦型の花瓶って、まっすぐに花を生けるの難しくないですか？　特に1本の枝花を飾るときなどは、ちょっとの角度で花があっち側を向いちゃったりしますしね。この「斜め花瓶」のデザインは、実はとても使いやすく飾りやすいものなのだと思います。
今まさに倒れるというところで時間が止まったかのようなこのアンバランスな花瓶。