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騒音防止!音の性質を知って近隣迷惑に意識を向けよう!

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t-shima

「休日に料理をしながら、気持ちが乗ってきたから熱唱!」なんてこと、意外としてしまってはいませんか?
自分自身は気持ちが良くても正直周囲にとっては騒音でしかありません。
そこで今回は音の性質を知り、騒音対策に意識を向けていただければと思います。

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音はどうやって伝わる!?

光は空気中を直進しながら進んでいくとされていますが、音に関しては屈折や直進といった様々な形で伝わっていきます。
さらに壁などの物体を通じて伝わっていくので、たとえRC造りのマンションであってもそれないの騒音を出せばしっかりと外部に伝わっているのです。

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音の単位

周波数という言葉を良く耳にしますが、これは簡単に説明すると音が1秒間に何回振動したかを表した数値になります。
周波数は大きければ大きいほど人の耳には高い音に聞こえ、小さければ小さいほど低い落として聞こえるのです。
人の耳で消える周波数の範囲はきまっており、20~10000HZ(ヘルツ)とされています。
「じゃあ10000HZ以上の声なら大丈夫!」と高い声を出してみても、人間の喉で10000HZ以上の声を出すことは不可能です。
余計な騒音になるだけなのでやめましょう。

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音の強さ

周波数とは音の高さを表すものであり、音の強さを表すのはdB(デシベル)と呼びます。
単純に音の大きさと言えば分かりやすいでしょう。
向かいTVなんかで大声大会が開催されていましが、あらは周波数ではなくdBを測定したものです。
ちなみに日本国内のおいてはdBではなくホンという単位が用いられており、これは日本工業規格によって定められています。

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防音について

防音とはよく効きますが、防音をさらに細かく分けると遮音と吸音と呼ばれるものがあり、遮音とは空気や固体を通って伝わる音の振動を何らかの方法で遮断することを指します。
一般的には密度が高く重量が重い材質ををほど遮音効果が高いと言われています。
吸音とは音の振動が空気中又は固体を伝わるとき、何らかの変換構造によって音が別のエネルギーに置換されることを指します。
材質としては柔らかい物や多孔質のもの吸音性が高いと言われています。

5

防音カーテンで対策

家の構造を改造する意外で唯一できる防音対策です。
音の振動を外に伝えない遮音カーテンをつけることで、内部の音を外部へ伝わりづらくします。
これにより多少は騒音が軽減されるものの、完璧ではないのでやはり大声での熱唱は避けたほうがいいでしょう。

以上、音の性質と防音対策をお伝えしました。
普段何気なく騒音を出していた人は、これを機に周囲へ気を配ってみてはいかがでしょうか?

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