寒さが厳しくなる1、2月頃は比較的あたたかい地域であっても、給水・給湯管の中の水が凍結し破損事故が起こります。
配管が凍結した場合はキッチンやシャワーのお湯側の蛇口からお湯も水も出なくなる状態となります。

冬の夜間に、給湯器の内部や配管の中に残った水が凍りついてしまうことがあるのです。
給湯器の中で水が凍りついてしまうと、点火操作ができなくなる場合も多く、給湯器自体が使用できなくなってしまうのです。

運転スイッチを「切」にして、気温の上昇により自然に解凍するまで待つことをおすすめします。これが最も給湯器や配管に負担の少ない方法だからです。

リモコンがない場合には、ガス給湯器のガス栓をしっかりと閉めてください 。

タオルを給水元栓のまわりに置き、ぬるま湯(30℃から40℃）をタオルにゆっくり掛けます。このとき絶対に熱湯を使わないでください！配管が破裂する可能性があります。

また、水が出るようになっても、ガス給湯器本体や給水・給湯配管から水が漏れていないかなどを確認して、ご使用ください。

給湯栓を開いて、少量の水〔１分間に約400cc（太さ約4mm）〕を流したままにしてください。この方法は機械本体だけでなく、給水・給湯配管やバルブ類および給湯栓の凍結予防に有効です。