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大注目!町工場の職人が作る継ぎ目の無い椅子

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t-shima

今ドラマで注目されているのが町工場の技術。
毎週楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。

そんな町工場の技術を用いて作られた椅子が凄いと話題になっています。
高い技術により作り出される椅子。そのクオリティをご覧ください。

1

町工場って何?

そもそも町工場とは何なのでしょうか。

町工場とは、町なかにある小規模な工場を指します。
業員が少なく、中小企業に分類される町工場。しかしその中には高度な技術を持っている場合があります。

世界的に大流行した某MP3プレーヤーの鏡面加工を日本の町工場が請け負ったのは有名です。

2

技術を生かして家具作りに挑む

埼玉県吉川市に工場を構える山口製作所は、鉄を使ったプロダクトブランドを立ち上げています。

山口製作所は、海外アパレルブランドの什器や、有名ホテル内の案内板などを手掛け、知識と技術は一流。そんな製作所の作る椅子とはいったいどのようなものなのでしょうか。

3

高い溶接技術が生み出す「継ぎ目ゼロ」の椅子

山口製作所オリジナルプロダクトの1つとして制作された「鉄の椅子/STEEL CHAIR」。

ネジやビスといった接合部品を一切使わず、部材をすべて溶接でつなぎ、一体の造形を実現しています。
ひっくり返して裏から見ても、スッキリとした印象を受けるのはその技術の賜物です。

4

高い強度を実現

アームや脚はいくつかの鉄のバーをつなぎ合わせた構造ですが、それらの継ぎ目が驚くほどキレイ。
元からそういう形状だったかのような印象すら覚えます。

丁寧な溶接により、強度も問題ありません。デザインと実用性を兼ねそろえたその技術は町工場だから出来る技なのです。

5

美しい塗装も町工場の技術力の賜物

表面の塗装は、石のような素材感のある粉体塗装を採用。独特の風合いを生んでいます。
これもまた町工場の技術を駆使して生み出されました。

板金、溶接、塗装を、すべて自社工場で行う山口製作所だからこそ生まれた鉄の椅子。
高い技術により生み出された椅子に、是非一度触れてみてください。

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