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「結露」の健康被害が怖すぎる

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結露で濡れた窓や壁、床、じゅうたんなどを放置すると、カビが発生します。

見た目が汚いだけでなく、空気中に胞子を撒き散らすなどのアレルギーへの影響も懸念されます。

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健康面でのリスク

健康に直結する、いちばんまずい結露は「床」、それも布団と床との間にできるもの。

成人は寝ている間に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。これを布団が吸い込んでフローリングまで届いたとき、もうそこはカビのワンダーランド、いわゆる「結露状態」になっています。

アレルギー系の不定愁訴(花粉症っぽい症状、だるい、頭が痛いなど)の原因がこういったカビ・ダニ布団にあるケースが近年増加

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様々な健康被害の原因

「トリコスポロン」というカビの胞子を吸い込むことによるアレルギー反応です。肺炎を繰り返し、悪化すると命にかかわる危険も

カビをえさとして大量発生したコナヒョウヒダニが原因で起こる『パンケーキ症候群』など、あたらしい病気も報告されている

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ダニが付着した食品を食べると…

「ダニが大量発生した食品を食べることで呼吸困難や蕁麻疹(じんましん)などの強いアレルギー症状を引き起こしてしまうこと」

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肌トラブルの原因に

また、健康被害までいかなくとも、お肌にトラブルを招きかねず要注意

「加湿しているのにお肌の調子が悪い」と感じるのは、ひょっとすると“結露”が関係しているかもしれません。
ダニが発生すると、かゆみ・腫れ・ニキビ・喘息など様々な病気の原因になるといわれています。

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結露を防ぐためには

結露を防ぐには、水分の多い空気を部屋の外に追い出すこと、つまり換気(=空気の入れかえ)をすることが一番。
1回10分程度が目安。寒いときには少々つらいですが、これをするだけでもだいぶ違います。窓を2カ所開け、空気の通り道を作る。
リビングは皆がねている間に部屋の温度が下がり、結露を起こすことが多い。人がいない夜の間は、換気をして水分を追い出すといい。

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