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注意!トイレは蓋を閉めて流さないといけないらしい

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トイレを流すとき、あなたは蓋を閉じていますか?それとも開けっ放しにしていますか?
実はトイレは流せばいい、というわけではありません。

もしかしたら知らず知らずのうちに菌を巻き散らかしているかもしれません。
意外と知らないトイレの流し方。ここでおさらいしておきましょう。

1

トイレを流すときは蓋を閉めるべき?

トイレ使用後、便座のふたを下ろす派、開けっぱなし派がいるが、自宅のトイレでさえ、ふたにはほとんど触れたことがないという方もいるかもしれません。

なんと、トイレのフタをせずに水を流すと、尿便の菌が2メートル近く飛ぶということが実験で証明されています。

尿弁に病原菌が含まれていた場合、トイレを流したときに広がる霧状の水から感染する可能性もあるのです。

2

空気中に菌を飛ばす?

トイレを流すときに、多くの病原菌が広がることを「トイレット・プラム」と言います。

何と、蓋を開けたまま流すと、90分経った後でも、個室内の空気中に菌が検出された程。
しかし、ふたを閉めた状態で流すと、便器内の空間では菌が確認されたものの、空気中に舞う量はふたが開いている時とは比べものにならないほど減少していたといいます。

3

ユニットバスは特に注意!

一人暮らし向けのワンルームマンションによくあるお風呂とトイレが一緒になったユニットバス。
このユニットバスの場合、歯ブラシを置いている位置まで菌が飛んでいるという見方もあります。

ユニットバスに置かれている歯ブラシはこのバクテリア群に汚染されている可能性が高く、調査した結果では1億以上の細菌が確認された例も報告されています。

どんなに一生懸命歯を磨いても、歯ブラシ自体が汚いのでは意味がありません。
歯ブラシは濡れたままだと細菌が繁殖しやすくなるので、日頃からよく乾かすようにしましょう。

4

トイレの掃除用具の使い方も気を付けよう

トイレの中でも特に「トイレブラシ」は雑菌が一番多い場所と言われており、、便器の中や便座と比較してもその数は圧倒的です。

また、ブラシを使用したあとに、思い切った水切りをすると、汚水をまわりに飛び散らすという皮肉な結果をもたらすことにもなります。
トイレブラシはいつも清潔であることが大切です。ブラシを日光消毒して十分に乾燥させ保管するなどケアが必要となるでしょう。

あなたも知らず知らずのうちにやっていたかもしれません。
健康の為にも。トイレの蓋は閉めてから流すようにしましょう。

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